4年に1度の山車祭り
名古屋市中川区の戸田祭りは、毎年10月に行われる伝統的なお祭りです。戸田祭りは、約350年前に創始され、現在でも地元住民に愛され続けています。 戸田祭りは、総勢約300人の山車渡御が中心となっており、中でも「大名行列」と呼ばれる武者行列が有名です。また、豪華な衣装を身にまとった山車が街を練り歩く様子も見どころの一つです。 戸田祭りの最大の特徴は、山車の移動に合わせて奏でられる「とだ笛」と呼ばれる笛の音色で、地元の人々にとっては馴染みのある音楽です。 戸田祭りは、地元住民だけでなく多くの観光客も訪れるお祭りであり、中川区の秋の風物詩の一つとして親しまれています。
戸田まつりは、戸田の一之割から五之割まで、個別に神を祀る5つの村(郷)が一体となって実施する祭礼である。戸田まつりが始まったのは、元禄15年(1702)とされている。寛政8年(1796)からは、名古屋の人形師によって作られた様々なからくり人形が乗せられた山車が参するようになった。
https://www.dashi-aichi.jp/festivals/detail/7/
かつては旧暦の8月13日、14日ごろ行われていたが、現在では例年10月第一土曜、日曜が祭礼日となっている。
戸田まつりには、提灯祭と山車祭の2種類の祭りがあり、その決定には「辻寄り」と呼ばれた5つの割の若い衆の集まりでなされた。戦前、山車祭りは5~10年に1度、または大豊作や国家的大行事がある年に行われ、それ以外の年は提灯祭が常であった。
提灯祭りは各家の軒先に提灯をつるし、基本的には山車には飾らず、たとえ飾ったとしても境内から出さないことがしきたりであった。
伊勢湾台風の影響もあり、一旦山車祭は途絶えたものの、昭和50年頃から復興の機運が高まり、祭の復活や伝統芸能の再興が行われ、現在も続いている。
山車の曳行は一、三、五之割が毎年曳行し、5輌がそろう山車揃えは4年に一度開催される。
今年2022年は4年に一度開催される5輌がそろう山車揃えです
戸田祭り2022
戸田には5つの山車
戸田地区は、一之割、二之割、三 之割、四之割、五之割までの5つに分けられ、それぞれ異なる氏神を祭り、異なる山車を曳きながら、一つの祭りを完成させます。 その構成や近年の村祭りの文化を残 していることから、戸田まつりは名 名古屋市の無形民俗文化財に指定され ています。
- 一之割;八幡社山車 (はちまんしゃだし)
- 二之割;天神社山車 (てんじんしゃだし)
- 三之割;鈴宮社山車 (すずみやしゃだし)
- 四之割;白山社山車 (はくさんしゃだし)
- 五之割;神明社山車 (しんめいしゃだし)
名古屋市立、戸田小学校
こちらは明治5年9月、西照寺において「素誠学校」として創立された、歴史ある学校です。 翌年、9月には場所を法念寺に移し、また隣接村との組合を成し、同組合立の「戸田学校」となっています。 この地区は少子高齢化のなかでも子供の数が毎年、増加傾向にあり住みやすい地域となっているそうです。
祭りの開催場所、戸田小学校の周りには出店もたくさん並んでいました。 今日の天気は最高、10月にしては30度越えの夏日となっています。 戸田の街からはたくさんの住民が集まり、4年に1度の祭りを祝っています。
毎年10月の第一土曜日、日曜日に開催される戸田祭り。今年(2022年)は4年に1度行われる山車祭りです。 山車は奥から戸田1丁目の一ノ割から順番に5の割へと続いています。
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